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  昨年のM―1王者・トレンディエンジェルが28日、都内で行われた漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2016」の発表会見に出席し、余裕しゃくしゃくで“エントリー見送り”を宣言した。ボケ担当の斎藤司(37)は「精査したんですが、出ても得することがないので。皆さん、楽しんでください」と、芸人仲間に上から目線で声を掛け、周囲を悔しがらせた。

 昨年の大会前と比較すると年収は10倍以上とみられ、テレビ局関係者が「CM出演もあるし、3000万円はくだらない」と話すなど、まさに“わが世の春”状態。スケジュールは真っ黒で、最近、半年ぶりに休みを1日だけもらった斎藤は「タイでロケ中だったので、ディズニーにも温泉にも行けなかった」とポツリ。そこだけが不満の種のようだ。

 会見には昨年決勝に進出したメイプル超合金も出席し参加を表明。強烈なインパクトで大ブレークしたボケ担当のカズレーザー(31)は自身がバイセクシュアルとあって「優勝して1000万円もらったら、同居の(男の)芸人がブサイクなんで、整形してイケメンにして、気兼ねなく抱きます」と公約を掲げた。

 昨年に続き参加資格は結成15年以内のコンビ。。お笑い関係者は「14年目の銀シャリ、ジャルジャル、プラスマイナスあたりが面白い存在に」と分析。今大会から、アマチュアの参加をさらに促すため「ベストアマチュア賞」を新設する。8月1日より予選をスタート、今冬に決勝を開催する。