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    2016年06月

     JR軽井沢駅から車で10分ほど。樹齢100年を超える広葉樹が生い茂り、鳥のさえずりが響く高原の森の中に、全面ガラス張りや古い洋館風などの瀟洒な建物が点在している。政界きっての資産家である鳩山由紀夫元首相やソフトバンクの孫正義社長などが別荘を構える、軽井沢の中でも一等地と呼ばれるエリア。

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    「櫻井さん、よく見かけますよ。最近、軽井沢がお気に入りのようです。この春にも近くのゴルフコースでプレーされていましたよ」(地元住民)

     昨年秋、その付近に土地を購入したのは、嵐の櫻井翔(34才)。広さ約300坪で、地元不動産会社によれば2億円前後の人気物件だったという。

    「ご両親へのプレゼントだったようです。翔さんのお父さんはこの6月に総務省の事務次官を退官しました。寸暇を惜しんで仕事してきたお父さんにやっとゆっくりする時間ができた。“お疲れさま”という思いがあったんでしょう」(櫻井家の知人)

     父親思いの長男に、舛添要一前都知事(67才)の公私混同辞任で、次の都知事候補の“最有力”にも挙げられた父親の俊さん(62才)。凄すぎる父子だがこの2人だけではない。父、母、弟、妹──櫻井家はみんな揃って“エリート”なのだ。

     両親が暮らすのは東京・世田谷の閑静な住宅街。周囲より一回り大きく洋風でシックな外観の櫻井家はひと際目立つ。

    「このあたりは普段は静かなんですが、お父さんの名前が都知事候補に挙がったとたんに記者が集まって、賑やかでした」(地元住民)

     父・俊さんの出身は群馬。名門・前橋高校から東京大学法学部に進み、1977年に旧郵政省(2001年に総務省に再編)に入省した。総務省は職員数5000人以上。俊さんはその中で官僚の最高ポストである「事務次官」にのぼりつめた。

    「俊さんの父、つまり翔くんのお祖父さんも地元では有名な人でした。敏腕記者で、群馬の地元紙『上毛新聞社』で専務取締役まで務めた人物。翔くんのニュースキャスターとしての矜持もお祖父さんにルーツがあるのかもしれません」(前出・知人)

    ※女性セブン2016年7月7日号

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      女優・高島礼子(51才)の夫で元俳優の高知東生(51才)が、6月24日、覚せい剤と大麻の所持容疑で厚労省・麻薬取締部に逮捕された。

    「現場は横浜市内のラブホテル。ホステスの女性と一緒に薬物を使用し、熟睡しているところを捜査官に踏み込まれた。2人とも容疑は認めており、今後の取り調べで購入ルートを徹底的に調べる方向です」(全国紙記者)

     高知と一緒に逮捕されたこの女性は、横浜市内の高級クラブ『V』に勤める五十川敦子(33才)容疑者。

    「もともとレースクイーンをやっていた女性で、スタイルは抜群。色黒でメイクも濃く、高島さんとは真逆のタイプなんだけど、高知は10年前にパーティーで知り合った際、一目で気に入ったらしくて。店にも通って指名し続け、落としたそうです。以来愛人として高知と横浜市内で逢瀬を重ねていた」(スポーツ紙記者)

     五十川容疑者のプロフィールでは、バスト86・ウエスト56・ヒップ86。高知は薬物とともに、この美しい肢体に溺れたことになる。

     高島と高知は、1999年の結婚以来、芸能界屈指のおしどり夫婦だといわれてきた。そして、高知は、2015年7月、長くパーキンソン病を患う高島の父親の介護に専念するため、芸能界の引退を発表。しかし、17年かけて作りあげられたおしどり夫婦像は、今回の逮捕劇で崩壊した。

     そもそも高知は、義理の父のための介護引退を宣言しておきながら、自分の手はほとんど動かしていなかった。

    「ヘルパーを3~4社手配して、すべて彼らに任せるだけです。最近は、横浜の実家にも行っていなかったといいます」(前出・スポーツ紙記者)

     ふたりの仲に関しても、結婚当初から疑問の声が多かった。

    「高知さんの女性好きは有名でしたから。ただ、高島さんは“浮気くらいは男の勲章”と小言を言うタイプではなかった。惚れた弱みと言いますか…。彼はそれをいいことにハメを外し続けてしまった」(芸能関係者)

     高知に女性の存在が明らかになったのは、今回が初めてではない。以前、高知の愛人をしていたA子さんもその1人。当時、彼女は本誌・女性セブンにこう語っていた。

    「逢瀬はいつも高知さん夫婦の自宅マンション。私が行く時は常に高知さんの友人男性がいて、万一、高島さんが急に帰ってきても、私とその男性が恋人同士という形にして言い逃れできるような態勢を取っていた」

    「セックスするのは、高知さんと高島さんがいつも寝ている夫婦のベッド。高島さんには申し訳ない気持ちだった」

     今回の不倫相手の五十川容疑者も、高島と距離が近い。引退後、体温管理士の資格を取った高知はエステ店の経営に乗り出し、「日本トータルビューティー協会」なる社団法人を立ち上げているが、同法人の副理事長に高島、賛助会員に五十川容疑者が名を連ねている。

    「ふたりは顔見知りだったという話もあります。高島さんも“怪しい”と思うことはあったでしょう」(前出・芸能関係者)

     高島は夫の逮捕後、書面で次のコメントを発表した。

    〈この度は、夫の報道の件で皆様に大変、大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。私自身、報道でこのことを知り、ただただ驚いて困惑している状況です。今はこれしか申し上げられません〉

     現在、京都で7月スタートの主演ドラマ『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)の撮影に臨んでいる高島だが、夫の薬物逮捕と不倫の事実を受け、憔悴しきっており、仕事ができる状態ではないという。

    「よりによって高島さんは警察官役ですからね…。テレ朝は今、スポンサーを含めて連日緊急会議を開いており、放送中止を含めて協議中だといいます」(テレビ関係者)

     高知が5月に横浜市内にオープンしたエステ店の周辺では、開店直前にこんな光景が目撃されていた。

    「高島さんと高知さんが夫婦で菓子折を持って挨拶に来たんです。“夫のお店をよろしくお願いします”と高島さんが頭を下げていてね…。あれだけの大女優さんが、なんて丁寧な挨拶をされるんだろうと、感激したのを覚えています」(エステ店の近隣住人)

     高知の罪はあまりに重い。

    ※女性セブン2016年7月14日号

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      覚せい剤取締法と大麻取締法(所持)の疑いで元俳優高知東生容疑者(51)を逮捕した関東信越厚生局麻薬取締部が、妻で女優高島礼子(51)に対し、現段階では薬物使用などを検査するための尿検査を行わない意向であることが29日、分かった。

     高島は現在、主演するテレビ朝日系連続ドラマ「女たちの特捜最前線」(7月21日スタート、木曜午後8時)の撮影で京都に滞在している。

     同部によると、高島からも今後、日程を調整して話を聞く方針だが、一部でその可能性が報じられた尿検査については行う予定はないという。

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     河南省信陽市に踏む葉問さんの完璧すぎる肉体が話題になっている。中国放送網が伝えた。

    【その他の写真】

    葉問さんの年齢は50歳。息子はすでに社会人になっている。30歳の時にスイミングを始めた彼女は、トレーニングがやみつきになり、これまで20年間続けてきた。今年3月、葉さんはマラッカ海峡横断遠泳に見事成功、9月には韓国漢江を横断する予定という。

    葉さんは、毎日必ず1回は泳ぐといい、何よりの楽しみにもなっている。週に2~3日はジムに通い、自宅で機械を使ったトレーニングすることもある。彼女の夢は、ヴィクトリアシークレットのモデルたちのような美ボディーをキープして、80歳になってもビキニ姿で水泳を楽しむことだという。(提供/人民網日本語版・編集KM)

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      東京・目黒区の公園の池で88歳の女性の切断された遺体が見つかった事件で、マンションのエレベーター内の防犯カメラに不審な人物が映っていないことがわかった。

     これまでの調べで、遺体で見つかった阿部祝子さんは19日以降、自宅マンションの防犯カメラに外出する姿が映っておらず、マンション内で事件に巻き込まれたとみられている。その後の捜査関係者への取材で、阿部さんが事件に巻き込まれたとみられる19日夜から20日午前にかけて、マンションのエレベーター内を含む複数の防犯カメラに、大きな荷物を持つなどした不審な人物が映っていないことがわかった。

     阿部さんの自宅は3階にあり、警視庁はマンションの構造に詳しい人物が防犯カメラを避けて事件に関わった可能性があるとみて調べている。

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      昨年のM―1王者・トレンディエンジェルが28日、都内で行われた漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2016」の発表会見に出席し、余裕しゃくしゃくで“エントリー見送り”を宣言した。ボケ担当の斎藤司(37)は「精査したんですが、出ても得することがないので。皆さん、楽しんでください」と、芸人仲間に上から目線で声を掛け、周囲を悔しがらせた。

     昨年の大会前と比較すると年収は10倍以上とみられ、テレビ局関係者が「CM出演もあるし、3000万円はくだらない」と話すなど、まさに“わが世の春”状態。スケジュールは真っ黒で、最近、半年ぶりに休みを1日だけもらった斎藤は「タイでロケ中だったので、ディズニーにも温泉にも行けなかった」とポツリ。そこだけが不満の種のようだ。

     会見には昨年決勝に進出したメイプル超合金も出席し参加を表明。強烈なインパクトで大ブレークしたボケ担当のカズレーザー(31)は自身がバイセクシュアルとあって「優勝して1000万円もらったら、同居の(男の)芸人がブサイクなんで、整形してイケメンにして、気兼ねなく抱きます」と公約を掲げた。

     昨年に続き参加資格は結成15年以内のコンビ。。お笑い関係者は「14年目の銀シャリ、ジャルジャル、プラスマイナスあたりが面白い存在に」と分析。今大会から、アマチュアの参加をさらに促すため「ベストアマチュア賞」を新設する。8月1日より予選をスタート、今冬に決勝を開催する。

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      若い女性が、アダルトビデオ(AV)に無理やり出演させられる被害が広がっており、被害者支援団体にはAV出演に関し120件の相談が寄せられている。被害は、女優としての出演を強要された人にとどまらない。フリーアナウンサーの松本圭世さん(26)は、名古屋のテレビ局でアナウンサーをしていた2014年、大学時代に撮影された映像がAVの一部に使われていたことがわかり、全ての番組を降板した。松本さんに経緯と今の思いを聞いた。(朝日新聞経済部記者・林美子)
    「もう断るわけにはいかないかなと」

     発端は、名古屋大学の2年か3年、20歳か21歳の時です。名古屋の栄という繁華街を歩いていて、駐車場の前で30代くらいの男性に声をかけられました。「バラエティーのような撮影で、全国を回って男の子の悩みを聞いてもらっているんだ。名古屋は聞いてくれる人が全然いなくて、本当に困っているから助けて」。5分以上説得されたと思います。

     「本当に男の子の悩みを聞くだけでいいんですよね」と言ったら、駐車場に止まっていた乗用車に案内されました。中に女性がいて「お化粧を直しましょう」。車に入った時点で出にくくなり、自分の顔も触らせてしまって、もう断るわけにはいかないかなと思いました。

    「そういうものなんだな」

     男性が紙を出して「ここにさらっと名前を書いてくれればいいから」。おそらく撮影の承諾書だったと思うんですが、AVということは全く書いていませんでしたし、特に怪しいとも思わず、名前を書いて女性に渡しました。

     そのあと男性と、同じ駐車場に止めてあった大きめのバンのような車に行きました。中にいたのは、悩みを相談したいという男性とカメラマンなど、男性が4人ほどです。最初に「自己紹介をして」と紙を渡されたんですが、名前も年齢も職業も全然違うプロフィールが書いてありました。当時は「そういうものなんだな」と思っただけでした。

    「あ、おかしいな」

     男性の悩みは、初めは「コンプレックスがある」という相談だったんですが、「女性の口元が苦手なんだ」という話に変わっていって、「口元へのコンプレックスを解消、克服してほしいから」と、出された飴をなめるよう言われました。飴は男性(器)の形をしていて、あ、おかしいなとそこで思いました。

     車は出入り口が前の方に1カ所しかなくて、私は一番後ろに座らされて男性に囲まれていました。撮影は始まっていてその場の空気を壊したくないと思ったのと、終わってから「使わないで」と言えば大丈夫だと思ったんです。それで、その場は言われた通りにしました。

    つづき>>
     

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      サッカー日本代表主将でドイツ1部フランクフルトMF長谷部誠(32)が、モデルの佐藤ありさ(27)と来月結婚することが28日、わかった。

    【写真】長谷部と結婚することがわかったモデルの佐藤ありさ

     2人の出会いは、佐藤が専属モデルを務めていた女性ファッション誌「non―no」の対談企画。10年12月に行われた対談に、以前から長谷部のファンだった佐藤は日本代表のユニホーム姿で臨んだ。

     その後、佐藤がお天気キャスターを務めるスポーツ情報番組「Going!Sports&News」(日本テレビ)でもインタビューを行うなどして徐々に親交を深めていき、12年春ごろには交際に発展。周囲の知人によると、長谷部は何度か佐藤をドイツのスタジアムに招待。恋人からの熱い声援を後押しに、異国の地で奮闘してきた。

     長谷部は同日、自身の公式サイトを更新。「いつも応援して下さる皆様へ」と題し、「このたびは突然のご報告となり申し訳ございません。私事ではこざいますが、来月入籍する運びとなりました事をどこよりも先にこちらでご報告させていただきます」と発表した。

     ◆長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日、静岡県生まれ。藤枝東高から02年に浦和レッズに入団。06年2月の米国戦で日本代表デビュー。08年にドイツ1部のボルフスブルクに移籍。13年にニュルンベルク入りし、昨年からフランクフルトに所属。11年に発売した著書「心を整える。」は100万部を突破。日本ユニセフの公共CMなどにも出演。1メートル77、72キロ。血液型O。

     ◆佐藤 ありさ(さとう・ありさ)1988年(昭63)9月20日、北海道生まれ。05年、ファッション誌「セブンティーン」のミスセブンティーンに選ばれ専属モデルになった。10年4月から「Going!Sports&News」にお天気キャスターとして出演。出演ドラマは「LOVE17」(メ~テレ)など。花王「ケープ3Dエクストラキープ」などのCMでも活躍。特技はバイオリン、書道。1メートル60。血液型A。

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      キーマンなのか――。元俳優の高知東生容疑者が24日、覚せい剤と大麻を所持していたとして、覚せい剤取締法違反などの容疑で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。

     同容疑者は前夜、横浜市南区のラブホテルに、クラブホステスの女性と宿泊。24日午前9時半ごろ、このホステスと共に逮捕された。2人は薬物を「自分たちで使うために持っていた」と供述している。

     高知容疑者は、1993年に「高知東急」の名前で俳優デビュー。私生活では無名時代の90年にセクシー女優のあいだももと結婚し、96年に離婚。99年に女優・高島礼子と再婚した。同容疑者とあいだ、高島の間に子どもはいない。昨年6月いっぱいで芸能界を引退し、パーキンソン病を患う義父(高島礼子の父)の介護に専念するようになったとされるが、実際は「ヘルパー任せだった可能性が高い」(関係者)とも……。今年5月には、横浜市中区でエステサロン「エスクラ」をオープンしていた。

     社会部記者は「今回は麻薬取締部、通称“マトリ”の会心の一撃だ。先日、有罪判決を受けた清原和博氏をはじめ、これまで有名人の薬物事件は警視庁組織犯罪対策5課が手掛けてきた。高知の逮捕は“マトリここにあり”を示したといえる」と話す。

     何より驚いたのは、高知容疑者が所持していた“ブツ”の量だ。

     麻薬取締部はホテルの室内から、覚せい剤約4グラム、大麻たばこと乾燥大麻計約2グラムを押収。薬物事情に詳しい人物は「清原氏は自宅で覚せい剤0.1グラムを所持していてパクられた。高知容疑者はその40倍。一般的に1回の使用量は0.02グラム~0.03グラムといわれており、同容疑者の所持量だと150~200回分に相当する」と語る。しかも、大麻2グラムとのセット。これは重度なジャンキーの特徴という。

    「一部では高知容疑者を『売人か!?』と報じているところもあるけど、そのレベルではないかもしれない。まず覚せい剤4グラムを入手できること自体が容易ではない。売人はアシがつかないよう、1グラム以下で小分けにして売るからね。自宅など関係先へのガサで何を押収したかはわからないが、同容疑者が覚せい剤の元締めから仲介人を通さず、直接購入していた可能性もある」(同)

     これが事実ならば、高知はただの常習者ではなく、芸能界や音楽業界、水商売系などに蔓延する薬物ルートの中心人物である可能性も浮上してくる。

    「そもそも、義父の介護を理由に芸能界を引退したことに違和感があった。もしかしたら、芸能界より薬物絡みの仕事のほうがおいしく、そっちに専念するために辞めたのかもしれない」(スポーツ紙デスク)

     清原氏よりも知名度は断然低いが、芸能界に与えた衝撃は高知容疑者のほうが大きいかもしれない。

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      2015年夏、安保法案反対を訴え10万人規模のデモの中心的存在になり、今も7月10日の参院選に向けて投票の呼びかけを続けているSEALDs(シールズ:自由と民主主義のための学生緊急行動)。その創設メンバーの奥田愛基さんが初の著書『変える』(河出書房新社)で壮絶な過去からSEALDs解散までを綴っている。いじめ、不登校、自殺未遂と、いくつもの絶望を経験してきた彼はなぜ「生きる」ことを選んだのか? インタビュー前編ではその生い立ちと彼に影響を与えた本の読書遍歴に迫る。

    ■自分の過去を振り返って活字にしていく作業はかなりしんどかった

    ――『変える』を書こうと思った理由からお聞かせください。

    奥田愛基さん(以下、奥田) 最初は「14歳のための政治学」みたいな、自分よりちょっと年下の子どもたちに向けた、政治への関わり方を考えるような本を書きたいと思っていたんです。そこでまず、なぜデモや政治的なものに関わりはじめたか、という自分の過去のことを書きはじめたらそっちの比重が高くなってしまった。

     でも編集の方も「1冊目の本だからまずは奥田さんにしか書けないことを書いたほうがいい」と言ってくれたのでそのまま絞りだすような気持ちで書き進めました。今でもちょっと恥ずかしいんですけど。

     去年の中学生の自殺者数が過去最多の102人になったというニュースも(※) 、中学生当時の苦しかった自分のことをちゃんと書かないといけないと思った理由のひとつです。日本人の自殺率は減っているのに中学生の自殺は増えている。本にも書きましたが、自分も不登校だったとき、苦しくてしんどくて、あのとき死んでしまっていたとしてもまったくおかしくなかった。

     そういう僕自身の経験を書かずに、ただ政治の話をストレートに書いたところで、「どうせ恵まれた大学生が書いた話でしょ」って思われるのもちょっと違うなって思って。ただ改めて自分の過去を振り返って活字にしていく作業はかなりしんどかったです。

    10年、20年の人生を限られた字数で書かなきゃいけないのに気持ちがついていかなかったというか。いじめられて部屋から一歩も出られなかった自分が、国会内外でスピーチをしている状況が不思議ですね。

    ■ホームレスを見て見ぬふりする世の中と、見て見ぬふりできない自分の家庭

    ――ご実家はキリスト教の教会で、牧師のお父様はホームレスや未成年の自立支援をずっと続けている方です。ご自宅にもそういった“家族”が常に寝泊まりしていて一緒にごはんを食べたりする環境をどう思っていましたか?

    奥田 当時はあんまり特別だとは思ってなくて、父親がやってる仕事もほかの人と大きく違っているとは思わなかったです。ただ今日出会った人が次の日に死んじゃうとか、父親が助けたかった人の葬式に一緒に行かなきゃいけないとか日常的にあるので、人ってこんなに簡単に死ぬんだって思いました。

     そういう現実を知るとやっぱり、食べるものがない人がいればごはん を差し出したいって思うし、泊まるところなければうちに来ればいいじゃんって思う。今は笑い話のように「家にマザー・テレサがいるとうざかった」とか言ってますけど、当時はそういう環境が当たり前だと思っていました。

    ――奥田さんの原点はそこでしょうか。

    奥田 誰でもそうだと思いますが、父親の影響は免れないかもしれません。ホームレスが路上にいても見て見ぬふりする世の中と、見て見ぬふりできない自分の家庭。中学にあがった頃からそのギャップを感じはじめました。「これ自分で実際にやるのはムリ、絶対ムリ。何やっても誰かがどこかで死んでいくし、うちで数千人のホームレスをみることはできないし」って。

     社会に対する思いも同じで、路上で「貧困で困っている子どもたちのために募金をお願いしまーす!」とか叫んでる人に、「じゃあ、あなたたちがその子どもたちを引き取れますか?」って言ったら「それは無理でしょ」ってなりますよね。

     父親のことは尊敬してるけど、自分はああはなれない、そんな器用じゃない。でも自分が飯食って布団で寝ているとき、飯も食えず布団に寝ることもできない人がたくさんいる現実は自覚している。そういう中学時代はすごくしんどかったです。

    ■「そうか、逃げるという手もあるのか」と気がついて沖縄に転校

    ――そんななか、奥田さん自身がいじめに遭ってかなり深刻な状況に陥っていきます。今 はだいぶ客観視できるようになりましたか。

    奥田 うーん、平べったくはまだ客観視できないですけど、本当にしんどいことって記憶からスコーンって抜け落ちたりするので、時間とかいろんな距離感ができたこともあってあのときの自分に向き合えたんだと思います。主観的には絶対にあのときの自分には戻れないし、そうなったら多分生きてられないですね。

    ――絶望の淵から救ってくれたのは、ふらっと自宅に来てくれた友人やたまたま目にした鴻上尚史さんの言葉で、どれも自分から求めたわけでなく偶発的に起きた ことばかりですね。

    奥田 ほんとすべて偶然です。なにか決定的な瞬間があったから自殺を踏みとどまったわけじゃなくて、いろんな偶然が積み重なって流れるように時間が進んでいっただけで。

     でも人間ってそういうもんなんじゃないかな。友だちと明け方まで遊んで『木更津キャッツアイ』や『池袋ウエストゲートパーク』について語り明かしたりしているうちに気がついたら学校に行けるようになったり。

     鴻上尚史さんの新聞連載の「いじめられている君へ」ってタイトルを見たときは「超上から目線でウザい」って思ったんですけど、あのメッセージに誘発されて「そういう手もあるのか」って沖縄行きを決めましたから。

    「いじめられてる君へ

     あなたに、まず、してほしいのは、学校から逃げることです。逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。学校に行かない自分をせめる必要はありません。

    だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれません」―劇作家・鴻上尚史さんの朝日新聞の連載より

     この言葉を目にしなかったら今頃どうなってたかわかりません。西鉄バスジャック事件のネオ麦茶や黒子のバスケ事件の犯人みたいに、どうせ死んじゃうんだから人殺しちゃおうっていう気持ちになるのもわかるし、自分だってそうなっていたかもしれない。

     僕のことを「確固たる意思 を持った強いメッセージを発信している人」みたいに言う人もいますけど、そんな人間じゃないですよ。死んでてもおかしくないし、一歩間違えたらネトウヨとか引きこもりニートとか十分ありえたと思う。中学時代の自分が今の自分を見たらウザいだろうともいまだに思ってます。

    ――中2で沖縄の鳩間島に転校していじめから解放されて、海で毎日遊ぶような生活をしているなかで自殺未遂してしまいますね。あれはショックでした。

    奥田 そんなに簡単に人は変われないです。学校に行って勉強するだけでかなり進歩したけど、小さな島の狭いコミュニティのなかで生きていくのもそれなりに大変でしんどかったので。

    ――その時期むさぼるように本を読んでますね。森絵都、伊坂幸太郎、夏目漱石、太宰治、宮澤賢治……。読書で生きるためのバランスをとっているように見えました。

    奥田 年間百数十冊は読んでました。図書館にあるものを片っ端から手にとって『リング』文庫版とかまで読んだ(笑)。太宰の『人間失格』を読んだときは1週間ぐらいボーッとして、何やってても見透かされてるような気がしました。自分では普通の人になろうとしてるんだけど、「どこまで行ってもお前は普通にはなれないよね」って言われているような絶望感、劣等感をものすごく感じてた。

     一方で、金城一紀の『GO』、石田衣良の『4TEEN』、白岩玄の『野ブタ。をプロデュース』とかの面白い小説も好きで、100%共感はしなくても早く帰ってあの続きを読まなきゃみたいな、そういうところに救われた部分はあります。繰り返し読んだ『GO』に出てくる「広い世界を見ろ。あとは自分で決めろ」っていう言葉とか素直に「ああ、そうかもな」って思えました。

    取材・文=樺山美夏

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